やくざ映画の歴史

やくざ映画は一般に任侠ものと呼ばれ、1960年代から1980年代にかけて人気があったジャンルの映画です。

いわゆる現代的なやくざが登場する初期の邦画としては、第二次世界大戦後に、黒澤明の『酔いどれ天使』(1948)が挙げられます。これはとても話題を呼びましたが、いわゆる私たちの頭にある、「義理・人情・抗争・殴り込み・賭博・悲恋」などのプロットが出てくる典型的なやくざ映画とは言えません。

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1960年代に入ると、組同士の抗争を描いたものが作られるようになります。1964年に、日本初の本格的任侠映画と言われる、鶴田浩二主演の『博徒』も作られます。同時期に高倉健主演の『日本侠客伝』も作られ、大ヒットしました。これらの映画を作っていたのは、全て東映です。東映はもともとは時代劇を得意とする映画会社でしたが、その路線の不振に頭を痛めていました。そこで作られたこれらの映画のヒットを皮切りに、任侠ものを大量生産し始めます。

1970年代になると『仁義なき戦い』、『実録シリーズ』などの、実話をもとにしたヒット作が生まれます。これまでの作品がどこまでもフィクションだったのに比べ、これらの実録物はリアリティーがあり、今でもなお根強い人気があります。

やくざ映画は多くのスターを生み出しました。鶴田浩二、高倉健、藤純子(現・富司純子)などがそうです。彼らを看板にしたシリーズ映画がたくさん作られ、人々はその中に描かれる義理と人情に心を熱くしました。映画からはヒットソングも生まれ、特に藤純子の歌う『緋牡丹博徒』は印象的な記憶を人々に刻みました。

これら任侠もののほとんどは東映によって作られ、ほぼ独壇場と言ってよい状態でした。松竹は文芸ものやホームドラマ、東宝は特撮やパニック映画、日活・大映はアイドル路線とポルノを得意としており、日本の映画会社はジャンルによる棲み分けをして共存していたのです。

1980年代からはビデオが家庭に普及し、東映はVシネマと呼ばれるビデオ観賞用の作品を量産し始めます。そこからはまたヒット作が多く生まれ、現在に至ります。やくざ映画はこれからも支持され続けるでしょう。